『ブック・アクティビスト』
Irma Boom: Book Activist 展

2026年6月5日(金) - 8月23日(日)
会場 |ATELIER MUJI GINZA

MUJI BOOKSは2015年のスタート以来、「ずっといい言葉と。」をコンセプトに、本のあるくらしを提案してきました。私たちにとっての本とは、内容であると同時に、ものとして空間に立ち上がる「紙の本」です。それは、デジタル画面の中で瞬く間に消えてしまう情報とは違い、立体的かつ複合的に、くらしの中で時間を重ねてゆくものです。

MUJI BOOKSの10周年記念として、オランダ人グラフィックデザイナーのイルマ・ボームと『ブック・アクティビスト』という本を準備してきました。この本は、およそ40年間で500冊を超える本を手がけた彼女のしごとを一望しながら、「紙の本」をさまざまな視点で読み解くもので、小さいのに、辞書のようにぶ厚い本になりました。

彼女はこれまでバチカン図書館やテート・モダンなど世界各地のさまざまな相手と、それぞれに異なる形の本を作ってきました。膨大な情報から必要なものだけを取り出し、「紙の本」として立ち上げる彼女のスタイルは、素材を選び、工程を見直し、必要な機能を満たすプロダクトとしてカタチにする無印良品のものづくりと、根ざすところに大きな違いはありません。

この展覧会は、MoMAやポンピドゥー・センターに収蔵されている貴重な本や、普段見ることのできない、手づくりの小さな本の模型、製紙会社と共同開発した紙「IBOペーパー」など、彼女が生み出してきた、他に類を見ない紙の本とその周辺を体感することができるアジアで初めてとなる展示です。会場では、書籍から抜粋した「ずっといい言葉」の数々も登場します。

「ブック・アクティビスト」は、つくる人、届ける人、読む人など、本に関わるすべての人を讃えています。
人類最古のメディアである本は、いつでも忘却からわたしたちを守り、果てしない想像力をあたえてきました。
このささやかな展覧会が「紙の本」の可能性を再発見するきっかけになることを願います。


MUJI BOOKS





時間

11:00 – 21:00

  • 営業時間・休館は、店舗に準じます。
  • 会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部がご覧いただけない日時が発生する場合がございます。

会場

ATELIER MUJI GINZA

〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座 6F
*入場無料

クレジット

  • 主催
    • 株式会社良品計画
  • 企画協力
    • イルマ・ボーム・オフィス、FRAGILE BOOKS
  • グラフィックデザイン
    • イルマ・ボーム、SHIMA ART&DESIGN STUDIO
  • 施工
    • HIGURE 17-15 cas
  • 協力
    • アラード・ピアソン博物館、Reflex GmbH & Co.KG、守先正、FRAGILE BOOKS
  • 助成
    • オランダ王国大使館
  • イルマ・ボーム Irma Boom

    グラフィックデザイナー。アムステルダムを拠点に活動し、主にブックデザインを手がける。1991年にイルマ・ボーム・オフィス設立。これまでに手がけたコミッションワークは、アムステルダム国立美術館、実業家パウル・フォン・フリンシンゲン(1990-2006年)、インサイド・アウトサイド、ニューヨーク近代美術館、クラウス王子基金、プラダ財団、マセラティ、ヴィトラ、NAi出版、国連、テート・モダン、シャネルなど500冊を超える。1992年以降はアメリカのイエール大学でシニア・クリティックを務め、世界各地でレクチャーやワークショップを開催している。栄誉あるグーテンベルク賞を歴代最年少で受賞。2014年のヨハネス・フェルメール賞(オランダ王立芸術賞)受賞。
    Photo by Anton Corbijn

    WEB|https://www.irmaboom.nl/

関連情報

  • <関連書籍販売>

    『ブック・アクティビスト』

    著者名|イルマ・ボーム
    予価|税込16,500円(本体15,000円) 
    ISBN|9784-90908-481
    出版社|株式会社良品計画(MUJI BOOKS)
    |レム・コールハース、ビルテ・レメンズ & レミー・A・ヴァルトン、レベッカ・ゴンパーツ、マティウ・ローメン、ニクラス・マーク、ヨハン・パイナップル、マイケル・ロック、フリッツ・スホルテン、ニーナ・ストリッツラー=ルヴィーン、ローレン・ウェイヤース、イルマ・ボーム
    写真|ステファン・ファン・デール・リンデン、ゲリット・スヒラーズ
    企画・編集|櫛田理
    編集|乙部恵磨、マティウ・ローメン
    翻訳|太田佳代子
    デザイン|イルマ・ボーム
    日本語組版|佐伯亮介、樋口舞子、島田耕希、小島沙織
    校正|広本旅人
    謝辞|ユリウス・フェルミューレン、アラード・ピアソン、アムステルダム大学: エルス・ファン・デール・プラス、バチカン教皇庁図書館: S.R.C. アーキビスト兼司書ジョゼ・トレンティーノ・デ・メンドンサ大司教兼枢機卿、ドン・ジャーコモ・カルディナーリ展示ホール総監、Dr.デリオ・プロヴェルビオ東洋書記官・図書館出版業務部長
    本文用紙|IBO Zero 52 グラム (Reflex GmbH & Co.KG)
    印刷|robstolk®, アムステルダム・バインディン・ファン・ ヘース・パティスツ、ザルトボメール
    表紙|スキヴァーテクス・ヴィキュアナ/ ウィバリン・ナチュラル(Winter & Company, Culemborg)
    表紙箔押し加工|カウパー・ドンセ
    小口染加工|クリティス・ヴーヴァ, ビーネムオウターボックスマルブス

    *2026年6月5日より無印良品 銀座で先行販売。順次全国のMUJI BOOKSで販売開始。
    *会場では、[特装版]も数量限定にて販売します。

  • <関連企画>

    MUJI BOOKS 『人と物』特別展 宮脇綾子

    10周年を迎えたMUJI BOOKSの歩みと、『人と物』の新刊「宮脇 綾子」から、くらしの形見などの特別展示を行います。 

展覧会一覧

MUJI BOOKS

少しの言葉で、モノ本来のすがたを伝えてきた無印良品は、生まれたときから「素」となる言葉を大事にしてきました。 古今東西から長く読み継がれてきた本をあつめて、MUJIBOOKSでは「ずっといい言葉」とともに本のあるくらしを提案します。