『手と土と火と 沖縄のやちむん』展 2016年2月26日(金)ー4月3日(日)

人類は有史以来、地球のあらゆる地域において、その風土から得た素材を活かし独自の文化を育み、命をつないできました。しかしながら、近代工業化による経済効率主義の波は激しく、手から手へと繋がれてきた日本各地の特色あるものづくりは、風化の危機に直面しています。このような社会の流れの中にあっても、名も無き人々の志と手によって、未来を照らすものづくりの営みは、絶えること無く脈々と受け継がれています。
本展では、沖縄の歴史、風土、文化から生まれ、職人たちの手により生き続けている伝統的な沖縄の焼き物「やちむん」に込められた、未来に語り継ぐべき物語を紹介します。
「土に根っこをおろし、伝統を未来につなぐ。」ドキュメンタリー映画『あめつちの日々』の礎となった言葉です。読谷山焼 北窯の土や道具、焼き物、映像、写真を通して、人々の営みに寄り添うものづくりへのかけがいのない想いと真摯な眼差し、そして陶工たちの姿をお伝えします。
くらしの本質とは何か、また伝統が培う未来のくらしについて、みなさまとともに考える一端となれたら幸いです。

 

ATELIER MUJI

「手と土と火と 沖縄のやちむん」展 チラシ(PDF:5.6MB)

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時間:
10:00 – 21:00
開催場所:
無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI
入場無料

 

主催:無印良品/企画・運営:株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン室・無印良品 有楽町 Open MUJI Tokyo/企画協力:読谷山焼北窯、Art True Film、田中敦子/協力:読谷村役場、沖縄科学技術大学院大学/写真提供:Art True Film、沖縄県立浦添工業高等学校 写真部/グラフィックデザイン:6D 木住野彰悟