世界のくらしから 展
– Vernacular MUJI Items Asia 編

無印良品はいま、日本を含む世界29の国と地域で1,300店舗以上を展開し、各地のくらしに寄り添った製品やサービスの提供を目指しています。各地の無印良品の店舗を訪れると、日本でもおなじみの製品が並んでいるなかに、国や地域ならではの製品があることに気づかれるかもしれません。
無印良品は、どんな地域でも役に立つ普遍的な製品、使う人の工夫によってさまざまな使い方ができるような、「使う人の創造性にゆだねる」ものづくりを大切にしています。同時に、それぞれの国や地域の人々と対話を重ね、その土地ならではの素材や使い方、そして食文化を生かした製品も生み出しています。これらは、各地域の風土や文化、ライフスタイルを大切にしながら、その土地に住む人々のくらしや社会の「役に立つ」ために必要なアプローチです。
本展は、グローバルに展開している無印良品が、各地の“ヴァナキュラー(土着)”な文化と出会うことで育まれた、さまざまな物語をみなさんと共有する場です。各地でつくられ、使われている無印良品の製品を通して、各地域の文化やくらし方の多様性について考えるきっかけとなれば幸いです。
ATELIER MUJI

時間
11:00 - 21:00
- 営業時間・休館は、店舗に準じます。
- 会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部がご覧いただけない日時が発生する場合がございます。
クレジット
- 主催
- 株式会社良品計画
- 写真・映像
- 尾原深水、株式会社地域と映像
- グラフィックデザイン・イラストレーション
- 桝田紅葉
- 協力
- 中村寛(アトリエ・アンソロポロジー代表/多摩美術大学教授)
- 施工
- 株式会社角川メディアハウス
イベント
詳細やお申し込みについてはATELIER MUJI公式ウェブサイトやSNSで随時お知らせします。
<トーク>
ものづくりのユニバーサルとヴァナキュラー
各国・地域の無印良品の商品開発担当者と文化人類学者の中村 寛氏を迎え、 ものづくりの「普遍性」と「土着性」について語り合うトークイベントを開催します。
現場での取り組み事例とデザイン人類学の視点を交えながら、これからのものづくりについて一緒に考えてみませんか。
開催日時|2025年7月5日(土)19:00-20:30
開催場所|無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA
登壇者
中村 寛(文化人類学者)
大空隆明(無印良品 MGSベトナム)
カン・ミョンボ(無印良品 韓国事業部)
大友 聡(株式会社良品計画 生活雑貨部企画デザイン課)
ファシリテーター
熊谷周三(株式会社良品計画 ソーシャルグッド事業部企画ディレクション課)
詳細|<ATELIER MUJI キュレーターズ・トーク>
文化・アート×ヴァナキュラーの可能性
ヴァナキュラー(土着性)と文化・アートが交差するとき、そこにはどのようなクリエーションが生まれるのでしょうか。
本トークイベントでは、企画担当者が登壇し、展覧会をつくるうえでのヴァナキュラーとの関係性について語り合います。
開催日時|2025年8月2日(土)19:00-20:30
開催場所|無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA
登壇者
原田 陽子、永田 貴大、猪子 大地、熊谷 周三
(株式会社良品計画 ソーシャルグッド事業部企画ディレクション課)
詳細|<トーク>【開催中止】
なかしましほさんと語る、MUJIの食品からみる各地のくらし
アジア各地で展開している無印良品の食品の開発エピソードやこだわり、背景にあるくらしや食文化を語り合う、一夜限りのフードトークを開催します。
韓国をはじめ海外の食にも造詣が深い料理家のゲストを迎え、MUJI KOREA 食品担当、無印良品 食品部とともに、それぞれの地域で培った知見や試作の舞台裏をお話しします。
開催日時|2025年8月23日(土)19:00-20:30
開催場所|無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA
登壇者
なかしましほ(料理家)
ミョンへリム(MUJI KOREA 食品担当者)/オンライン参加
鈴木美智子(株式会社良品計画 食品部)
ファシリテーター
熊谷周三(株式会社良品計画 ソーシャルグッド事業部企画ディレクション課)
詳細|
ATELIER MUJI GINZA
ATELIER MUJIは、グラフィックデザイナーであり無印良品のアートディレクターであった田中一光氏により命名され、「ここは暮らしの原点に立ち返り、未来へ進むヒントを見つける工房です。」という言葉のもと運営してきました。
未来を見据えたこの活動は、良品計画が考える文化の交差点として、アートやデザインなど様々なテーマから企画やイベントを開催しています。
