Life in Art
“TOKYO ARTSCAPES 2024”
krank『MOTHER -空想と現実のあいだにあるもの-』展

2024年9月27日(金) ー 11月24日(日)
会場 |ATELIER MUJI GINZA
巡回開催

ATELIER MUJI GINZAでは、「TOKYO ARTSCAPES 2024」のメインコンテンツの1つとして、本来の機能にアートとしての美しさをもたらすものづくりを行うkrankの展覧会、「MOTHER -空想と現実のあいだにあるもの-」展を開催します。

実像と虚像、可視化と不可視化。
小さないきものが織りなす不思議な世界の中で、どこか懐かしさのある風景。
ヨーロッパで買い付けたアンティークの家具や小物、時を経ても色褪せない魅力のあるものを組み合わせた作品たち。光と影の様々な表現によって、生まれ変わらせる彼らの作品は、そのユニークなクリエイションを通して、私たちに新たな価値を想像させます。

krankの藤井氏はこう語ります。
ものを選ぶ時は、自分の架空の大好きな街、そこにある架空の住む家を思い浮かべるようにしています。せっかくここまで残ってきた古いものを、自分たちが粗末に扱って絶やしてしまってはいけない、という気持ちで仕事をしています。
アンティークは究極のエコ。アンティークを集めている人は、エコ活動をやっているとも言えます

(2015.9.2 IDÉE LIFE CYCLINGより抜粋)


本企画は会場のGalleryを飛び出し、無印良品 銀座の2Fから5F のフロアへと拡大します。おとぎ話のような不思議な世界を、まるで1つの物語を巡るように楽しみながら、ものを愛でる、大切にするなど、ものへの新しい価値観や視点を見出すきっかけになれば幸いです。

ATELIER MUJI

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Artist Message

「小さな頃から大好きだったもの。
空想と現実の間にあるもの。
小さな頃には見えてたものが、大人になったら見えなくなるのではなくて、、

見る事を少しだけ忘れてるだけのような、、、、。
そこには、国境も性別も年齢もなくて。

昔、フランスで虹を見ました。
その時、虹を見上げてたみんなの顔が、krankの全てです。

krank 藤井健一郎

時間

11:00 - 21:00

  • 営業時間・休館は、店舗に準じます。
  • 会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部がご覧いただけない日時が発生する場合がございます。
  • 展覧会での展示品の販売はございません。

会場

ATELIER MUJI GINZA

〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座 6F
*入場無料

クレジット

  • 主催
    • 株式会社良品計画
  • 企画協力
    • krank
  • 会場音楽
    • ArkaToni
  • 施工
    • HIGURE 17-15 cas  
  • Special Thanks
    • 辻和美、samulo、西浦裕太、Ruka、丸山ふみたか、oeuf.f、TOOI

企画協力

krank 藤井健一郎

福岡は糸島生まれ、糸島育ち。音楽学校卒業後、音楽活動を継続しつつ、2002年12月、marcelloを設立。その後2004年2月、アンティーク家具krankを設立し、全国各地での個展をスタートさせる。そして、2010年株式会社sleepを設立。
近年では、作品制作・空間プロデュース・舞台演出に加えて、音楽経験を生かした音源制作にも携わる。

WEB|https://krank-marcello.com/

イベント

本展覧会中は、イベントの開催を予定しています。
詳細やお申し込みについてはATELIER MUJI公式ウェブサイトやSNSで随時お知らせします。
  • 関連企画

    「krank exhibition」

    IDÉE SHOP 自由が丘店にて、krank『MOTHER -空想と現実のあいだにあるもの-』展にあわせて、krank が紡ぎだす作品の特別な展示販売を開催します。


    開催期間|11月8日(金)- 11月24日(日)
    開催場所
    IDÉE SHOP Jiyugaoka 4F IDÉE GALLERY & BOOKS

巡回情報

2025

無印良品 グランフロント大阪 Open MUJI
5月30日(金) ー 6月29日(日)

2024

無印良品 銀座 ATELIER MUJI GINZA
9月27日(金) ー 11月24日(日)

展覧会一覧

Life in Art <ARTSCAPES>

なにげない日常の風景の中にも視点をかえることでアートを感じたり、日々の意識的な行動で美意識も育まれます。その積み重ねこそが、私たちが提案する「アートのある豊かな暮らし」に繋がると考えています。

アートは単なる美ではなく、絵や彫刻を指すものでもあれば、美意識を広く捉えれば、教育や環境保護、宗教などの社会的な運動も、芸術活動や作品として解釈ができます。それらさまざまな営みを意識的に行うことで、物事をどう見てどう考えるのか、自分がどういう人生を生きたいのか、社会や地域、人とどうかかわりたいのかを問いかける、そういったきっかけを作るのが、アートが従来担う豊かな役割ではないでしょうか。

アートから個人へ、さらに社会へと接続し、さまざまな視点から文化を読み解きながら、日常の中における芸術の価値を再考し、良品計画の志す「感じ良い暮らしと社会」を、より実体的・身近なものとさせることを目的とします。