良品には、わけがある。展
-無印良品 徳永美由紀の仕事-

無印良品は1980年にスーパーマーケット西友(SEIYU)のプライベートブランドとして40品目からスタートしました。現在では衣服、生活雑貨、食品の分野で幅広い商品を揃え、地域や社会への貢献、日本から世界に向けても拡大を続けています。無印良品を構成する基本の思想は「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の3つです。それが普遍性を持って伝播していくように、それぞれ商品の「わけ」をキャッチコピーとして商品タグに込めています。
本展では、長年にわたり無印良品のタグコピーに携わってきた徳永美由紀の仕事に焦点をあてます。彼女は2001年から良品計画社内にて商品開発の視点や工夫などを簡潔に伝えるための養成所、コピー工房を監修し、膨大な数の商品に対する途方もない量の仕事を一つの文化として育て、無印良品が発する言葉に対して力を尽くしてくれました。
また、2009年に創設した「くらしの良品研究所」で、12年間にわたり同サイトから発信するコラムを執筆し、無印良品の小冊子『くらし中心。』、書籍『MUJI IS 無印良品アーカイブ』の執筆や、店内POPのコピーライティングも数多く手掛けています。
「わけ」という無印良品の原点を根付かせ、文脈を創造してきた彼女の歩みをこれからも紡いでいけるよう、慈愛に満ちたその想いが多くの方に共有頂けることを深く願っています。
ATELIER MUJI



時間
11:00 - 21:00
- 休館は店舗に準じます。
会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部がご覧いただけない日時が発生する場合がございます。
クレジット
- 主催
- 株式会社良品計画
- 空間設計
- 山本大介デザイン事務所
- グラフィックデザイン
- 倉地亜紀子
- 企画協力
- 小池一子、中田晢夫、鈴木里子、萩原富三郎、大熊隆
- 施工
- HIGURE 17-15 cas
- 運営
- 無印良品 グランフロント大阪
イベント
詳細やお申し込みについてはATELIER MUJI公式ウェブサイトやSNSで随時お知らせします。

むじるしりょうひん わけかるた大会
本展を記念して、『むじるしりょうひん わけかるた』を作りました。※非売品
読み札は商品タグに記載されている”わけ”。そして商品の写真が絵札になったカルタです。
この"わけかるた"を使って、かるた大会を実施します。
大人も子どもも関係なく、みんなでかるたを楽しみましょう。大会はトーナメント制。参加した全員に順位に応じて豪華な景品もありますよ。。
開催日時|2024年9月21日(土)・29日(日)14:00-15:30会場|MUJI×URモデルルームの畳のお部屋
参加費|無料
定員|8名 *各回4名ずつに分かれて対戦します。
販売情報

<小冊子> *無料配布
くらし中心 特別号
ATELIER MUJI GINZAにて開催された同名の展示に合わせた特別号。無印良品のものづくりを言葉であらわし続けた、徳永美由紀の 仕事を冊子にまとめました。
「くらしの良品研究所」で発信し続けたコラムやブログの再収録をはじめ、無印良品の商品に付いているタグのコピーの制作裏話や、多くの方からの寄稿文も収録されています。
※展示会場にて配布いたします。
巡回情報
2024
9月20日(金) ー 10月14日(月•祝)
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪北館2-4F
https://atelier.muji.com/jp-ja/exhibition/240920_osk/
2024
5月16日(木) ー 6月12日(水)
New York, NY 10001
(Level 4,across from entrance to The Edge)
https://atelier.muji.com/jp-ja/exhibition/240516_usa/
2024
ATELIER MUJI GINZA
ATELIER MUJIは、グラフィックデザイナーであり無印良品のアートディレクターであった田中一光氏により命名され、「ここは暮らしの原点に立ち返り、未来へ進むヒントを見つける工房です。」という言葉のもと運営してきました。
未来を見据えたこの活動は、良品計画が考える文化の交差点として、アートやデザインなど様々なテーマから企画やイベントを開催しています。
