良品には、わけがある。展
-無印良品 徳永美由紀の仕事-

2024年5月16日(木) ー 6月12日(水)
会場 |【ニューヨーク】20 Hudson Yards
巡回開催

無印良品はいま、日本を含む世界29の国と地域で1,300店舗以上を展開し、各地のくらしに寄り添った製品やサービスの提供を目指しています。各地の無印良品の店舗を訪れると、日本でもおなじみの製品無印良品は1980年に日本のスーパーマーケット西友(SEIYU)のプライベートブランドとして40品目からスタートしました。現在では衣服、生活雑貨、食品の分野で幅広い商品を揃え、地域や社会への貢献、日本から世界に向けても拡大を続けています。無印良品を構成する基本の思想は「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の3つです。それが普遍性を持って伝播していくように、それぞれ商品の「わけ」をキャッチコピーとして商品タグに込めています。

本展では、無印良品で展開している数千点に及ぶ商品群の中から代表的な商品たちを展示しています。40年を超えて歩んできた文脈とその先に見据える感じよいくらしの未来に向けて、私たちに根付いている原点の「わけ」から、無印良品の思想や姿勢、ものづくりへの想いなどを受け取ってもらえれば幸いです。


MUJI


 *ここに展示されている、また無印良品で展開されている言葉の製作過程においては、2023年に亡くなったコピーライターの徳永美由紀氏の功績が大きく寄与しています。彼女は2001年から良品計画社内にて商品開発の視点や工夫などを簡潔に伝えるための養成所、コピー工房を監修し、膨大な数の商品に対する途方もない量の仕事を一つの文化として育て、無印良品が発する言葉に対して力を尽くしてくれました。 これまでの仕事に深い敬意と感謝を持ってここに哀悼の意を表します。

時間

10:00 am ― 8:00pm(MON-SAT)/11:00 am ― 7:00pm(SUN)

  • 休館は店舗に準じます。
    会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部がご覧いただけない日時が発生する場合がございます。

会場

【ニューヨーク】20 Hudson Yards

New York,NY 10001
(Level 4,across from entrance to The Edge)
*入場無料

クレジット

  • 主催
    • 株式会社良品計画
  • 空間設計
    • 山本大介デザイン事務所
  • グラフィックデザイン
    • 倉地亜紀子
  • 企画協力
    • 小池一子、中田晢夫、鈴木里子、萩原富三郎、大熊隆
  • 施工
    • HIGURE 17-15 cas

販売情報

  • <小冊子> *無料配布

    くらし中心 特別号
    ATELIER MUJI GINZAにて開催された同名の展示に合わせた特別号。無印良品のものづくりを言葉であらわし続けた、徳永美由紀の 仕事を冊子にまとめました。
    「くらしの良品研究所」で発信し続けたコラムやブログの再収録をはじめ、無印良品の商品に付いているタグのコピーの制作裏話や、多くの方からの寄稿文も収録されています。

    ※展示会場にて配布いたします。

巡回情報

2024

グランフロント大阪 【大阪】
9月20日(金) ー 10月14日(月•祝)
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪北館2-4F
https://atelier.muji.com/jp-ja/exhibition/240920_osk/

2024

20 Hudson Yards 【ニューヨーク】
5月16日(木) ー 6月12日(水)
New York, NY 10001
(Level 4,across from entrance to The Edge)
https://atelier.muji.com/jp-ja/exhibition/240516_usa/

2024

ATELIER MUJI GINZA 【銀座】
2月2日(金) ー 3月25日(日)
https://atelier.muji.com/jp-ja/exhibition/240202_g1/
展覧会一覧

ATELIER MUJI GINZA

ATELIER MUJIは、グラフィックデザイナーであり無印良品のアートディレクターであった田中一光氏により命名され、「ここは暮らしの原点に立ち返り、未来へ進むヒントを見つける工房です。」という言葉のもと運営してきました。
未来を見据えたこの活動は、良品計画が考える文化の交差点として、アートやデザインなど様々なテーマから企画やイベントを開催しています。