ものたちの誰彼(たそがれ) 展

わたしたちはいま循環型社会への過渡期を生きています。
永く使えるものをつくろう、不用なものは必要な人に譲ろう、壊れても捨てずに修理しよう、と。
社会も地域も生活者も、この循環を目指しています。
しかし、ガラスはどうでしょう。
およそ四千年前からくらしに寄り添ってきた日用品ですが、ひと欠けした途端に、廃棄か再生かの選択を迫られてしまう。たいせつに使っていたグラスは、すこしくらい欠けても危険だからといって、捨てられない。
本展では、割れても、歪んでも、それでも残されてきたガラスのオブジェたちと、それを撮りつづけた泊昭雄さんの写真を通して、身近なこわれやすいものとのつきあい方を見つめ直します。
だれかの残したガラスには、くらしの記憶が宿ってみえます。
かつて、夕暮れ時のことを「誰彼(たそがれ)」と書きました。人も物も夕闇に溶けて、もうすぐ姿が見えなくなる寸前の世界。そんなものたちの晩年に目を凝らし、寄り添いたい。それは、無印良品が大事にしているものづくりの姿勢でもあります。
“ちょっと欠けたくらいがいい” という泊さんのように、身の回りに潜んでいる「誰彼(たそがれ)」に触れるきっかけとなれば幸いです。
ATELIER MUJI





時間
11:00 – 21:00
- 営業時間・休館は、店舗に準じます。
- 会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部がご覧いただけない日時が発生する場合がございます。
クレジット
- 主催
- 株式会社良品計画
- 写真
- 泊 昭雄
- 空間デザイン
- 中村竜治、若木麻希子(中村竜治建築設計事務所)
- グラフィックデザイン
- 太田江理子
- 特装本
- FRAGILE BOOKS
- 協力
- BON BOOK(図書印刷株式会社)
- 展示品協力
- 内田鋼一、杉本 理、辻 和美、濵田 萌、茂呂裕司、poubelle
- 施工
- HIGURE 17-15 cas
イベント
詳細やお申し込みについてはATELIER MUJI公式ウェブサイトやSNSで随時お知らせします。

一畳半市
ゆかりのある名物店主が銀座につどい古道具や骨董、古本やペーパー・プロダクトなどを即売するイベントです。
開催日時
2024年2月24日(土) 12:00 – 19:00
2024年2月25日(日) 12:00 – 18:00
2024年3月2日(土) 12:00 – 19:00
2024年3月23日(土) 12:00 – 19:00
2024年3月24日(日) 12:00 – 19:00
開催場所
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA
出店者
poubelle(古道具)
大吉(骨董)
FRAGILE BOOKS(本)
Rivotorto Pieces(紙もの)
茂|呂(古道具)
詳細
https://atelier.muji.com/jp-ja/event/240224/
<ワークショップ>
濱田祐史「ライトゼア・ワークショップ」
写真家の濱田祐史が発見した独自の撮影方法「ライトゼア」のワークショップを開催します。
開催日時
2024年3月2日(土) <全2回>
開催場所
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA
講師
濱田祐史(写真家)
詳細
https://atelier.muji.com/jp-ja/event/240302/
クロージングトーク
フォトグラファーの泊昭雄さん、展示品協力の内田鋼一さん、杉本理さんをお招きした鼎談会、聞き手に書籍『クチケル』企画・編集の櫛田理さんをお迎えし、
さまざまな立場でものたちと向き合うお三方と、少しこわれやすいものとの付き合い方を考えます。
開催日時
2024年3月25日(月) 19:00 – 20:30
開催場所
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA
登壇者
泊 昭雄(フォトグラファー)
内田鋼一(陶芸家 / BANKO archive and design museum館長)
杉本 理(京都「大吉」店主)
聞き手
櫛田 理 (FRAGILE BOOKS 代表)
詳細
https://atelier.muji.com/jp-ja/event/240325/
関連情報

書籍『クチケル』通常版
著者名|泊 昭雄
定価|税込3,000円
ISBN|978-4-910462-23-3
出版社|BON BOOK
*2024年2月2日(金)より無印良品 銀座で先行販売。順次全国のMUJI BOOKSで販売予定。会場では、本展覧会に合わせ製作した[特装版]も数量限定にて販売します。
書籍『クチケル』特装版
著者名|泊 昭雄
定価|税込13,200円
出版社|FRAGILE BOOKS
部数|限定300部(エディション番号付き)
写真たちは薄い紙に焼き付けられ、緩衝材のようにまっさらな本に挟み込まれ、丈夫な紙管に入っています。まるでコワレモノを扱うように、そっとひろげて楽しんでいただきたい一冊です。
ATELIER MUJI GINZA
ATELIER MUJIは、グラフィックデザイナーであり無印良品のアートディレクターであった田中一光氏により命名されました。「ここは暮らしの原点に立ち返り、未来へ進むヒントを見つける工房です。」という言葉のもと運営しています。
未来を見据えたこの活動は、良品計画が考える文化の交差点として、アートやデザインなど様々なテーマから企画やイベントを開催しています。
