MUJI CONNECTS ART 展

2021年2月26日(金) ー 3月14日(日)
会場 |ATELIER MUJI GINZA

無印良品は、生活の基本となるものづくりを通して、ものの本質を見つめ直し、「感じ良いくらし」の探求を続けています。アートとは、生きることそのものの体現であり、無印良品が問い続けるくらしの原点を表現するひとつでもあります。「MUJI CONNECTS ART」は、「感じ良いくらし」の実現を目指す活動のひとつとして、人と人、人と社会がつながり、生活にアートを取り入れてほしいというメッセージを込めたプロジェクトです。

第一弾となる本展では、国内外で活動する4名のアーティストが描き下ろした作品を、フランス・パリのリトグラフ工房「Idem Paris(イデム・パリ)」と協働で制作。無印良品 銀座とネットストアで展示販売いたします。(各限定100部)
リトグラフは、職人たちの手作業により、一つひとつ異なる、一点物に近い風合いに仕上がることが魅力です。くらしの中に取り入れやすいアートでありながら、そこには確かな人の手の痕跡を感じ取ることができます。

社会構造や生活様式が変化しても、人の手から生み出されるアートは私たちに何かを感じるきっかけを与えてくれ、時に人々をつなぎ、支えるものにもなります。
本展が今を生きる私たちにとって、人間本来の生きる力を育み、明るい未来へとつながる機会になれば幸いです。

時間

11:00 - 18:00

  • 営業時間は店舗と異なります。休館は、店舗に準じます。
  • 会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部がご覧いただけない日時が発生する場合がございます。

会場

ATELIER MUJI GINZA

〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座 6F
*入場無料

クレジット

  • 主催
    • 良品計画
  • 企画協力
    • 小池一子
  • グラフィックデザイン
    • 菊地敦己
  • 施工
    • HIGURE 17-15 cas

Idem Paris

100年以上にわたる歴史を持つリトグラフの技術と伝統を受け継ぐIdem Parisは、マティス、ピカソ、ブラック、シャガール、ミロなどの巨匠の時代から、現代美術の作家まで、さまざまなアーティストと協働して作品を制作してきた工房。

  • 野又穫 のまたみのる

    1955年東京生まれ。1979年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。
    1986年に佐賀町エキジビット・スペースで初の個展を開催。絵画、立体、版画、ドローイングなどさまざまな表現方法により、想像上の建造物、建築風景を作品として制作・発表している。
    主な展覧会に「カンヴァスに立つ建築-Architecture on Canvas-」(2004年東京オペラシティアートギャラリー)、「もうひとつの場所−野又穫のランドスケープ/ Alternative Sights」(2010年群馬県立近代美術館)、「空想の建築−ピラネージから野又穫へ」(2013年町田市立国際版画美術館)など。
    2020年にはWhite Cube(London)で初のオンライン展Minoru Nomata ‘Introductions’ Online Viewing Roomを開催。個展のほか、東京銀座資生堂ビル(2001)、パークハイアット東京(2006)などでコミッション・ワークの制作、朝日新聞の「ザ・コラム」にドローイング連載(2011-2015)など。1995年芸術選奨新人賞、2007年タカシマヤ美術賞受賞。主な作品集として『視線の変遷/Points of View』(2004年東京書籍)、『もうひとつの場所/ALTERNATIVE SIGHTS』(2010年青幻舎)、『ELEMENTS -あちら、こちら、かけら』(2012年青幻舎)などがある。

  • Paul Cox ポール・コックス

    1959年パリ生まれ。両親はオランダ出身の音楽家。独学でアートを学んだ。
    絵画制作が主だが、絵本、舞台美術、ポスターや広告など、活動は非常に幅広い。
    多数の絵本を出版しており、日本語にも訳されている「えのはなし」は、ボローニャ国際児童図書展で受賞。
    日本でも、クリエイションギャラリーG8で2度、金沢のBUH、東京のパール・ギャラリーにおいて個展を開催。日本での広告は、ルミネのクリスマス広告、北陸新幹線開業の広告を手がけた。

  • 堂本右美 どうもとゆうみ

    1960年パリ生まれ、多摩美術大学美術学部絵画学科卒業後、クーパー・ユニオン芸術学部卒業。95年と99年「VOCA奨励賞」、08年「第19回タカシマヤ美術賞」受賞。90年佐賀町エキジビット・スペース(東京)での初個展以来、国内外の展覧会に多数参加。
    主な展覧会に94年「第7回釜山青年ビエンナーレ」(韓国)、01〜05年「椿会」資生堂ギャラリー(東京)、04年「第11回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ」、11年個展「いきる」横須賀美術館(神奈川)、13年「プレイバック・アーティスト・トーク」東京国立近代美術館(東京)など。作品は国立国際美術館、東京国立近代美術館、高松市美術館、広島市現代美術館などに収蔵。パブリックアートに東京ミッドタウン(東京)、GINZA SIX(東京)がある。
    Photo by Shigeo Anzai

  • Vayeda Brothers ワイエダ兄弟

    TUSHAR Vayeda(right) トゥシャール・ワイエダ(右)
    1987年インド、ガンジャード生まれ
    2014, 3D animation & multimedia .University of Mumbai (Arena Academy)

    MAYUR Vayeda (left) マヨール・ワイエダ(左)
    1992年インド、ガンジャード生まれ
    2016 MMSin Marketing Management. University of Mumbai
    2013 BMS in management studies. University of Mumbai

    2人はインドの少数先住民族「ワルリ族」。幼少期、豊かな自然とワルリ族の自然崇拝文化の影響を受けて育つ。大学は大都市ムンバイに進学するが、毎日片道数時間の通学列車に揺られてもムンバイには引っ越さなかった。近代文化や都市生活を経験し、ワルリ文化、ワルリアートの素晴らしさに改めて開眼した2人は、 大学卒業後もガンジャード村に残り、ワルリ文化、そしてワルリアート継承と発展に尽力している。

展覧会一覧

ATELIER MUJI GINZA

ATELIER MUJIは、グラフィックデザイナーであり無印良品のアートディレクターであった田中一光氏により命名され、「ここは暮らしの原点に立ち返り、未来へ進むヒントを見つける工房です。」という言葉のもと運営してきました。
未来を見据えたこの活動は、良品計画が考える文化の交差点として、アートやデザインなど様々なテーマから企画やイベントを開催しています。