インドの手仕事、文字になる 展

世界は、文字であふれています。今日のデジタル社会において、書体 (文字の形とスタイル)の重要性はさらに高まりました。表現したい、伝えたい、残したい、わかり合いたい。書体は、私たち人類にとって豊かな表情や物語、美しさを備えた道具であり糧でもあります。
本展では、地域固有の文化とイノベーションが融合し、社会に新しい価値を生み出すデザインについて、インドにおける書体をめぐる挑戦を紹介します。
インドのデザイナーが2011 年に立ち上げたプロジェクト「The Typecraft Initiative (タイプクラフト構想)」では、デザイナーとインド各地の工芸や民俗芸術の職人である女性たちが、ワークショップ形式でインド・ラテン語のデジタル書体を共同制作しています。地域の生活に根ざした入れ墨、刺繍、陶芸、絵画など幅広い分野の職人たちと、時間をかけてその特性や個性に合わせたワークショップを実施。この過程を経て創られた書体をフォントとして製品化することで、デザインの可能性や職人である女性たちの新たな職域を広げる取り組みです。それは、近代化の波に消えゆくインドの手仕事を、未来につなげる活動にも通じています。
さまざまな魅力と背景を持つインド各地の文化が文字になる、この壮大なプロジェクト。女性たち職人の手仕事から生まれる文字は、今日もインドの暮らしの中で育まれています。
ATELIER MUJI





時間
10:00 - 21:00
- 最新の情報は本ウェブサイト、お知らせ欄をご覧ください。
- 営業時間・休館は、店舗に準じます。
クレジット
- 主催
- 無印良品
- 企画協力
- The Typecraft Initiative(タイプクラフト構想)
- 協力
- 福岡アジア美術館
- グラフィックデザイン
- 大日本タイポ組合
- 施工
- bibariki
- 企画・運営
- 株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン担当、無印良品 銀座 ATELIER MUJI GINZA
イベント
詳細やお申し込みについてはATELIER MUJI公式ウェブサイトやSNSで随時お知らせします。

<ワークショップ>
「字ぃ散歩 銀座編」
文字を解体し、組合せ、再構築することによって、新しい文字の概念を探る実験的タイポグラフィ集団・大日本タイポ組合のお二人と共に、街中にあるものの中から、文字に見えるものを探して写真で発表します。
開催日時|2020年1月12日(日)
午前の部 10:30-12:00
午後の部 13:30-15:00
開催場所
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA
および銀座の街中
講師|大日本タイポ組合
詳細
https://atelier.muji.com/jp-ja/event/200112/
<トークイベント>
「タイプクラフト構想とインドの視覚芸術」
イシャン・コースラによって主導されてきたタイプクラフト構想。インドの伝統工芸や民俗芸術から英語アルファベットをデザインするという、一見簡単そうなプロジェクトに隠されたアートと社会をめぐる複雑な思いとは。ゴンド族の女性だけに継承されてきた入墨、ミティラー地方の華やかな壁画など、本プロジェクトで取り上げられた伝統的な手わざだけでなく、現代美術をふくむ濃密なインドの視覚芸術を紹介。
開催日時|2020年2月17日(月)19:00-20:20
開催場所|無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA
講師|中尾 智路
詳細
https://atelier.muji.com/jp-ja/event/200217/
ATELIER MUJI GINZA
ATELIER MUJIは、グラフィックデザイナーであり無印良品のアートディレクターであった田中一光氏により命名され、「ここは暮らしの原点に立ち返り、未来へ進むヒントを見つける工房です。」という言葉のもと運営してきました。
未来を見据えたこの活動は、良品計画が考える文化の交差点として、アートやデザインなど様々なテーマから企画やイベントを開催しています。
