『New Circulation』展 トークイベント#1「新たな持続可能性について」

2024年11月30日(土)16:00-17:30

会場 |ATELIER MUJI GINZA

ATELIER MUJI GINZAでの『New Circulation』展の開催に合わせ、UAE(アラブ首長国連邦)・ドバイ出身の建築家・都市生活研究者であるラシッド・ビン・シャビブ氏とアーメッド・ビン・シャビブ氏が来日します。

本トークイベントでは、彼らがこれまで手掛けてきた建築、出版、リサーチなど多岐にわたるプロジェクトについてご紹介いただき、展覧会で共に考察してきた「新たな循環」についてお話しいただきます。 また、トークの会場として、アラブ地域で伝統的に行われているマジリス(集いの場)を再現した展覧会場の一部を使用します。現地の雰囲気を感じながら、これから私たちに求められる持続可能な思考について、グローバルサウスの第一線で活躍する彼らの貴重なお話をぜひお聞きください。

開催日時

2024年11月30日(土)16:00-17:30

会場

ATELIER MUJI GINZA

〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座 6F
*入場無料

参加費

無料

定員

20名(事前予約制)

登壇者

Rashid bin Shabib(ラシッド ビン シャビブ氏)
Ahmed bin Shabib(アーメッド ビン シャビブ氏)
マイク・エーブルソン(Postalco)
寺本 健一(建築家)

  • Rashid bin Shabib (ラシッド ビン シャビブ) /Ahmed bin Shabib (アーメッド ビン シャビブ)

     UAEドバイ出身の双子の都市研究者、オックスフォード大学で都市論を専攻。彼らが主宰する雑誌『Brownbook』は10年以上にわたって中東と北アフリカの都市を調査し、発行部数は100万部を超える。2010年と2018年にアガ・カーン賞建築部門にノミネート。ナショナル・パビリオンUAEのために出版物「Anatomy of Sabkhas」を編集・執筆し、2021年のヴェネチア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞。現在はニューヨーク大学、ザイード大学、ボワブシェで講義を行っており、また以前はAAスクールでも教鞭を取っていた。

  • Mike Abelson(マイク・エーブルソン) (Postalco)

    ロサンゼルス生まれ。2000年にブルックリンでPostalcoを共同設立し、20年以上にわたり東京を拠点に活動。Postalcoは日常生活の細部に着目した製品をデザインするスタジオで、アパレルから家具、空間デザイン、グラフィックデザインまで、独自の視点を取り入れた幅広いプロダクトを手掛ける。使い捨て製品が増加する時代にあって、日本の製造業を支え、それぞれの製品を長く使えるようデザインすることに注力している。

  • 寺本 健一(Kenichi Teramoto) (建築家)

    2000年東京理科大学大学院修了。ロッテルダムの建築設計事務所「Neutelings Riedijk Architects」に勤務後、東京の「シーラカンスアンドアソシエイツ」に所属。国内外の様々なプロジェクトを担当。2012年にドバイに拠点を移し「ibda design(後にwaiwaiと改組)」を共同経営。アートセンターやモスクなどのデザインで受賞歴多数。2021年に「waiwai」を離れ、千葉県の勝浦に「office of Teramoto」を 設立。同年ヴェネチアビエンナーレ国際建築展UAE館のキュレーターとして金獅子賞を受賞。

(最終更新:2024年11月30日)

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