
本展の見どころ
POINT 1 現在薬用植物紀行
本展では、身近な環境の中にある植物を、先人たちが観察と経験によって暮らしに取り入れてきた「薬草」の歴史や文化、知恵を紹介します。
会場では、47都道府県における薬草の実物展示や、薬草の研究者である新田理恵さんとともに日本各地の生産者や伝承する人々を訪ねた旅のインタビュー、現代における養生の習慣や手仕事を通して今身近にあるものをあらためて考える展示などがご覧いただけます。
POINT 2 デザインコレクティブ・elementsによる会場構成&グラフィックデザイン
井上真彦、置田陽介、横山道雄により結成されたデザインコレクティブ・elementsのコンセプトである“ものづくりのプロセスにおいて、身の回りの様々な事象を探求する”考え方に共感し、本展のデザインを依頼しました。
彼らが近年取り組んでいるテーマはまさしく「気候」と「風土」。様々な地域における営み、自然環境との対峙を経たリサーチは、会場の構成にも反映されています。
elements
2015年に井上真彦、置田陽介、横山道雄により結成されたデザインコレクティブ。“elements”は、ものづくりをするプロセスにおいて、私たちの周りに存在する様々な現象や要素を探求していくプロジェクトです。それは、私たちがこの世界とどのように関わってきたのかを解剖し、自分たちも世界のひとつのエレメントであることを実感する試みでもあります。
井上 真彦
1982年 石川県生まれ。
神戸大学工学部建設学科卒業、同大学大学院自然科学研究科建築学専攻修了。2008年からgrafに所属し、主に空間設計、プロダクトデザインを担当。2014年に自身の事務所を開設後,高架下や道路、河川敷、防波堤、水上といった都市の周縁的空間の利活用を目指すプロジェクトに携わる。2023年、株式会社Marginalio一級建築士事務所設立。
https://marginalio.com/
置田 陽介
1976年 大阪府生まれ。
2000年 学習院大学法学部卒業。2005年より2012年までデザイン会社graf所属。2013年1月よりOkita Yosuke Attitudesとして活動。グラフィックデザインを起点に、多岐に渡る仕事に携わる。現在、Attitude inc.代表。
横山 道雄
1980年 徳島県生まれ。
2005年〜2014年までgrafに所属。
2014年にKUMAを設立。
2019年より徳島県に拠点を移す。
グラフィックデザイナー。
https://www.michioyokoyama.jp/
POINT 3 イラストレーター丹野杏香による展覧会描きおろしイラスト
イラストレーター・丹野杏香さんに、本展のメインビジュアルと会場内のイラストを依頼しました。
薬草をめぐる紀行で得た気づきや学びをもとに、本展のために書き下ろしていただいたイラストは、会場に原画の展示もございます。
丹野杏香
1994年生まれ。東京都在住。
東洋美術学校卒業後、フリーランスのイラストレーター・ペインターとして活動。
書籍装画やパッケージ、挿絵、店舗ビジュアルなど、幅広い媒体でイラストレーションを手がける。植物や動物、人びとの暮らしや風土に根差した眼差しをテーマに制作することが多い。プリミティブな空気感とモダンな表現が入り混じる、どっしりとした造形を特徴とする。展示活動にも積極的に取り組み、作品の制作・発表を続けている。
主な受賞歴に、第38回 ザ・チョイス年度賞入賞、HB WORK Competition Vol.2 尾崎行欧賞、HBファイルコンペ Vol.32 関戸貴美子賞、第19回 東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)公募入選など。
Instagram|@tannno_kyoka