Rhythm リズム

『ノイズー音楽/貨幣/雑音 (始まりの本)』
ジャック・アタリ (著) 

歴代の仏大統領のアドバイザーを務めるフランスの経済学者、思想家のジャック・アタリによる、資本主義社会の変遷を音楽の歴史と共に考察する、長く読み継がれてきた名著です。
「音楽は予言的であるが故に来るべき時代を告知する」という有名なフレーズは、現在の状況においてまた違った意味を帯び、響くのではないでしょうか。


みすず書房 / 306ページ / 191×130mm / 978-4-622-08351-1 / 2012年 / 3,200円(本体)

『Poemotion 1』
TakahiroKurashima (著)

グラフィックデザイナーの倉嶌隆広による、2011年にThe Most Beautiful Swiss Bookを受賞したアートブック。
付属のシートをプリントされたグラフィックの上でスライドすると、モアレ現象により様々な動きが発生します。
視覚的なリズムが生み出される一冊です。


Lars Muller Publishers / 64ページ / 230×170mm / 978-3-037-78407-5 / 2011年 / 3,168円(本体)

『ブルーノート アルバム・カヴァー・アート』
行方均 (著, 翻訳) 

ジャズシーンに大きな影響を与え続けている、1939年設立のレコード・レーベル Blue Note Recordsがこれまでにリリースをしてきた作品の、ジャケット・アートワークをコレクションした1冊。
LPジャケットの原寸大で55点、カラー図版で233点収録の大ボリュームです。
写真や図形、字体をリズミカルに組み合わせた、その一貫性のあるデザインは、眺めているだけで音が聴こえてくるようです。


美術出版社 / 128ページ / 300×298mm / 978-4-568-50290-9 / 2005年 新装版 / 4,800円(本体)

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