Local design 風土とデザイン
『クリエイティブリユース―廃材と循環するモノ・コト・ヒト』
大月ヒロ子 (著)、中台澄之 (著)、田中浩也 (著)、山崎亮 (著)、伏見唯 (著)
リサイクルではない、クリエイティブリユースという考え方。
本著では「豊かさ」とは何か、廃材をテーマに世界中のクリエイティブ溢れる創造都市から様々な取り組みを学びます。
いま、私たちの価値観は揺らぎ、生活や生き方を問い直さざるを得なくなっています。
簡単には決められない複雑な問題をしっかり議論していくためにこそ、コミュニティの力が試されます。
モノ・コト・ヒトを通して、創造的な暮らしをデザインしていくヒントとなる一冊です。
millegraph / 288ページ / 単行本 / 180×116mm / 978-4-990-54362-4 / 2013年 / 2,000円(本体)
『未来のコミューン─家、家族、共存のかたち』
中谷礼仁 (著)
「生きることとデザインをすることはつながっている。」
建築史家である著者が、伝統的民家の間取り、建築家の手がけた名住宅、物語に登場する家々の構造に迫りつつ、人間と社会、そして家との関係を紐解きます。
私たちを取り巻く最も身近である家、生活のかたちは、知らぬ間にオモテとウラを仕切る戸口のデザインひとつにより、 変化がもたらされているのかもしれません。
人間の器となる家に何を求めるのか、改めて生活を考えるスイッチとなる一冊。
インスクリプト / 320ページ / 単行本 / 194×134mm / 978-4-900-99773-8 / 2019年 / 3,500円(本体)
『ろーかるでざいんのおと 田舎意匠帳―あのひとが面白い あのまちが面白い』
鈴木輝隆 (著)
全国の魅力的なローカルを飛び回るみつばち先生こと鈴木輝隆々氏による本著。
先生は体中に花粉をつけて各地に花々を咲かせていきます。
44編ともなる、地域が生き抜くための豊富な知恵や事例に留まらず、出会った人々が人生の岐路に立った時に大切にしたことや言葉などもインタビューに交えられた、圧巻の交流ドキュメント。
「深い理解から愛情は生まれる」氏の力強い言葉が印象的なエネルギー溢れる一冊。
全国林業改良普及協会 / 480ページ / 単行本 / 186×134mm / 978-4-881-38161-8 / 2005年 / 2,500円(本体)
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