Drawing 線

『せんはうたう』
谷川俊太郎 詩(著)、望月通陽 絵(著)

染色家/造形作家の望月通陽さんの絵に、谷川俊太郎さんの詩を添えた本書。
穏やかな詩に言祝がれ、今にもほどけて動きだしそうなやわらかい線から、まさにせんのうたが聞こえてくるような一冊です。
誰もが心にもつ宝物を取り出し、そっと愛でるような瞬間が閉じ込められています。
各ページが2ツ折で構成された、手製本ならではの装丁も魅力的。


ゆめある舎 / 58ページ / 130×190mm / 978-4-9907084-0-5 / 2013年 / 1,800円(本体)

『アンリ・ミショーひとのかたち』
Michaux, Henri(著)、中林 和雄(著)、保坂 健二朗(著)、東京国立近代美術館(編著)、近藤 一弥(著)、若林 恵(著/文)

孤高の画家/詩人であるアンリ・ミショー。
画家としての源泉となる象形文字のような「ムーヴマン」や墨で描かれた大型作品、飛び交う人物群など全59点の絵画・デッサンを詩人としての彼本人の言葉によって紡がれた一冊は、美しくあることや導くことを目的とせず、内側に棲むものと向き合うような純粋な作品で彩られています。
意図せずあらわれる「ひとのかたち」は、見るもの自身を投影し、その中へと深く潜り込んでゆくことでしょう。


平凡社 / 126ページ / 155×220mm / 978-4-582-22204-3 / 2007年 / 1,900円(本体)

『DIE WANDLUNGEN』
David Weiss (著)

スイス人アーティスト、ダヴィッド・ヴァイスが1975年から4年間に渡り描いたドローイングシリーズ全82編をまとめた作品集。
当時の恋人と別れ一人傷心旅行で立ち寄ったモロッコ マラケシュで生まれたこのシリーズは、ドイツ語で「変身・変態」を意味するタイトルの通り、毎回何を描くでもなく始まる落書きがイメージの中で飛躍し、数ページに渡り自由奔放に姿を変えていきます。
点や線から生命や風景がうまれ、ついたり離れたり細胞分裂を繰り返し、アニメーションのように展開する一冊です。


Edition Patrick Frey / 596ページ / 210×297mm / 978-3-905929-70-6 / 2014年 / 9,500円(本体)

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