TOKYO MODERNISM 2024
Mid-Century MUJI 展 2024年3月29日(金) ー 5月12日(日) 

TOKYO MODERNISM 2024の会期中、ATELIER MUJI GINZAでは、20世紀半ばの1940 ~ 1960年代に生まれたデザイン様式「Mid- Century Modern」をテーマにした展覧会「Mid-Century MUJI」を開催します。

40年以上に渡り販売をしてきた無印良品の商品群は、時代のアンチテーゼやくらしを豊かにするためなど、生まれる過程はさまざまですが、過度な装飾を省き、時代やくらしに合わせたシンプルさを探し求め作られています。今回の展覧会では、無印良品の既存商品を素地に、ミッドセンチュリーモダンの空間に設えるプロダクトをつくり提案します。

企画協力・家具製作を、90年代半ばにアメリカで始まったミッドセンチュリーモダンの爆発的ムーブメントを目撃し、リアルタイムで日本にそのスタイルを伝えてきたこの分野の日本の第一人者、須田哲正氏に依頼。須田氏の遊び心やアイデアによって、特有の色やマテリアルのパーツが施され、ミッドセンチュリーモダンスタイルへと軽やかに変身する無印良品のプロダクトと、そのプロダクトで構成する、“ 建築家の部屋 ”をイメージした空間をつくります。無印良品の家具やプロダクトとはこういうもの、というように当たり前に思っていた思想から私たち自身が飛び出してみることで可能性をひろげ、お客さまそれぞれの好みで自由に付き合い楽しんでいただくことの豊かさをご提案するとともに、我々としてもさらなるクリエイティブにつながるきっかけとなる展示にしたいと思います。

 

ATELIER MUJI

【須田哲正 プロフィール】
1986年、半導体関連のエンジニアとしてアメリカ・シリコンバレーへ。駐在中にアール・デコヴィンテージの世界に魅せられ、アンティークショーやヴィンテージマーケットをまわりながら収集をスタート。その後、本格的にインテリアの世界へ。1991 年に帰国し、目黒通りに「アール・デコ モダン」をオープン。アメリカのヴィンテージのムーブメントがアール・デコからミッドセンチュリーへと移り変わる時をリアルタイムで体験しながら、1994 年に青山・骨董通りに「ミッドセンチュリーモダン」をオープン、1997年に目黒通りに「モダニカ(現・ケーススタディーショップ)」をオープン。ミッドセンチュリーモダンスタイルを伝える日本の第一人者。

時間:
11:00 ─ 21:00
* 営業時間・休館は、店舗に準じます。

 

開催場所:
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2

入場無料

 

主催:株式会社 良品計画 / 企画協力・家具製作:須田哲正 (ケーススタディショップ) / グラフィックデザイン:東川裕子/展示協力:寺田尚樹(株式会社インターオフィス)