良品には、わけがある。展
- 無印良品 徳永美由紀の仕事 - 2024年2月2日(金)ー 3月25日(月)

無印良品は1980年にスーパーマーケット西友(SEIYU)のプライベートブランドとして40品目からスタートしました。現在では衣服、生活雑貨、食品の分野で幅広い商品を揃え、地域や社会への貢献、日本から世界に向けても拡大を続けています。無印良品を構成する基本の思想は「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の3つです。それが普遍性を持って伝播していくように、それぞれ商品の「わけ」をキャッチコピーとして商品タグに込めています。

本展では、長年にわたり無印良品のタグコピーに携わってきた徳永美由紀の仕事に焦点をあてます。彼女は2001年から良品計画社内にて商品開発の視点や工夫などを簡潔に伝えるための養成所、コピー工房を監修し、膨大な数の商品に対する途方もない量の仕事を一つの文化として育て、無印良品が発する言葉に対して力を尽くしてくれました。
また、2009年に創設した「くらしの良品研究所」で、12年間にわたり同サイトから発信するコラムを執筆し、無印良品の小冊子『くらし中心。』、書籍『MUJI IS 無印良品アーカイブ』の執筆や、店内POPのコピーライティングも数多く手掛けています。
「わけ」という無印良品の原点を根付かせ、文脈を創造してきた彼女の歩みをこれからも紡いでいけるよう、慈愛に満ちたその想いが多くの方に共有頂けることを深く願っています。

 

ATELIER MUJI

 


【関連情報】
<小冊子>
くらし中心 特別号
「良品には、わけがある。展 無印良品 徳永美由紀の仕事」
ATELIER MUJI GINZAにて開催される同名の展示に合わせた特別号。
無印良品のものづくりを言葉であらわし続けた、徳永美由紀の 仕事を冊子にまとめました。
「くらしの良品研究所」で発信し続けたコラムやブログの再収録をはじめ、無印良品の商品に付いているタグのコピーの制作裏話や、多くの方からの寄稿文も収録されています。
※展示会場にて配布いたします。
→ご好評につき配布終了しました。会場には閲覧用を設置しています。(3/15更新)

営業時間:
11:00-21:00

会場:
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1 入場無料

*休館は店舗に準じます。会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部がご覧いただけない日時が発生する場合がございます。

関連イベント:
本展覧会中は、イベントの開催を予定しています。詳細やお申し込みについては ATELIER MUJI GINZA 公式ウェブサイトや SNS で随時お知らせ致します。

 

主催|株式会社良品計画/空間設計|山本大介デザイン事務所/グラフィックデザイン|倉地亜紀子/企画協力|小池一子、中田晢夫、鈴木里子、萩原富三郎、大熊隆/施工|HIGURE 17-15 cas/企画・運営|ATELIER MUJI