『田中一光と無印良品』展 2012年12月28日(金)ー2013年1月20日(日)

2012年12月28日(金)から2013年1月20日(日)まで、無印良品誕生からのアートディレクターでもあった田中一光を紹介する「田中一光展」を開催いたします。

20世紀の日本グラフィック界を代表するデザイナー 田中一光の没後10年となる今年、その創作の軌跡をたどる企画展「田中一光とデザインの前後左右」が2012年9月21日から2013年1月20日まで東京ミッドタウン内のデザイン施設「21_21 DESIGN SIGHT」にて開催されます(主催 21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団)。 無印良品ではこの時期に合わせ、田中一光が無印良品に込めた思いを感謝とともに表現するべく、旗艦店を中心に「田中一光展」を開催いたしました。今回は、田中一光展を締めくくる巡廻展の第3弾。

田中一光を知らない世代にもあらためてその思想を知っていただく機会となれば幸いです。

無印良品は1980年の日本に、消費社会へのアンチテーゼとして生まれました。当時の日本は、資本の論理が優先され、「売るため」にモノが本質から離れていた時代。無印良品は、そのような状況への批評を内側に含むものとして、「無印」という立場に「良品」という価値観をつけて誕生した概念です。その発案者のひとりである田中一光は、20世紀の日本のグラフィックデザイン界を代表するデザイナーであり、また亡くなるまでの20年余に渡りアートディレクターとして無印良品の思想を表現し、モノづくりに多大な影響を与えた存在でした。その意志を引き継ぎ、無印良品は今も生活美学の専門店という視点から「感じ良いくらし」を探求し続けています。

ATELIER MUJI

時間:
10:00 – 21:00
開催場所:
無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI
入場無料

 

主催:無印良品