『竹島善一 奥会津の記録 ―なつかしい未来へ―』展 2015年7月8日(水)ー7月13日(月)

日本には、地域に根差しながら先人から受け継いできた、さまざまな暮らしのかたちがあります。都市や農山漁村など、それぞれ環境は異なりますが、日々の生活を丁寧に積み重ねてきた名も無き人々の安らかな想いに違いはありません。人と人、人と環境が調和する日本のよりよい未来のために、私たちはいま、何を考えどう行動すればよいのでしょうか。

そのヒントは、福島県奥会津の風土と人々の営みを40年以上東京から通い続け、モノクロームで撮り続けている竹島善一さんの、素朴で美しくも力強い20,000枚にも及ぶ写真の中にありました。季節や時代とともにうつろう日本のなつかしい農村の姿は、私たちの原風景であり、そこにこそ日本が目指すべき未来を示唆するものがあるのかもしれません。

「私たちは何を捨てて、何を得たのか。それをもう一度、問い直し考えていかなければ」という竹島さんの志と眼差しを、324枚の写真とともに紹介します。

ATELIER MUJI

 

暮らしの視点で未来を考えると、その起点はローカルにこそあるはずです。そしてローカルから始める未来が、ニッポンの未来へと広がっていく。そんな思いから、地域課題解決を支援するWEBプラットフォーム「ローカルニッポン-ローカルから始める未来-」を開設いたしました。

人と人とのつながりを深めてコミュニティーを再生すること、身近なところから自然との共生を取り戻すこと―よりよい未来に向けたさまざまな取り組みは、すでに各地で始まっています。このサイトでは、そうした地域の活動や、それを担う人々に焦点をあてながら、課題の解決をサポートするための仕組みづくりにも取り組んでいきます。

くらしの良品研究所/ローカルニッポン

時間:
10:00 – 21:00
開催場所:
無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI
入場無料

主催:無印良品/企画・運営:株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン室・無印良品 有楽町 ATELIER MUJI /協力:奥会津書房