『日本の布ができるまで』展 2016年4月8日(金)ー5月29日(日)
私たちの毎日の暮らしに欠かせない布。日本では縄文時代にはじまりました。普及とともに日本独自の着物文化が発達し、織りや染め、意匠など産地ごとの特徴や、個々の職人技で布文化は花開きます。古くは天然素材を用い、現在では多様な化学繊維が開発され、用途も表現も広がって、今では世界中から日本の布に注目が集まる一方、生産の現場では、国際的な価格競争や後継者の問題等、布づくりを取り巻く現実は厳しいものとなりました。
身近でありながら私たちの財産である日本の布は、その多様な産地や種類、性質、その構造や仕組みなどはあまり知られていません。本展では、一枚一枚の布に秘められた物語をひもとき、その魅力の源泉をご紹介します。
日本の布づくりに携わる人たちとみなさんをつなぎ、未来に続くものづくり、感じのよい暮らしを一緒に考えたいと思います。職人やその道具から見えてくる、日本のものづくりをご紹介します。
ATELIER MUJI
時間:
10:00 – 21:00
開催場所:
無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI
入場無料
主催:無印良品/企画・運営:株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン室・無印良品 有楽町 Open MUJI Tokyo/協力:株式会社 布