『Handcrafted Life 手を動かそうよ』展 2013年3月8日(金)ー4月21日(日)

春は、卒業や入学、就職や転職、引っ越しなど人生の節目になるような変化によって、ライフスタイルも大きくかわる季節です。大掃除や買い物など、何かと生活用品について考えることが多いのではないでしょうか。

毎日の暮らしの中で、あなたにとってたいせつな道具やものは何ですか?
考えてみると、それほどたくさん無いのかもしれません。気に入ったものを長く大事に使い続けると、手元に残るのはほどよい機能性と愛着のあるものばかり。いつの間にか壊れてしまったり、使わなくなっても、ちょっとしたアイデアや一手間で、見違えるものもたくさんあるはずです。

情報を編集する生活を提案し、多くの共感をいただいた昨年の「編集のススメ 世界にひとつの本箱」展に続き、この春のATELIER MUJIでは、雑誌『POPEYE』とのコラボレーションで、ものを買ったり所有したり捨てたりという発想を解き放ち、アイデアと工夫で、ものを活かす生活を実践している3名のクリエイターの手仕事をご紹介いたします。

暮らしを編集する、ということは、自分たちでできることを探して、やってみること。いつも使いたいものに囲まれて、自分が心地よく機能的にいられるための知恵でもあります。
自分の手で紡ぎだす「自分流の暮らし」、ぜひみつけてください。

ATELIER MUJI

古くなったものに手を加える。大量生産品に自分で何かのアイデアを付け加える。廃材や不用品など価値がないものに手を加えて、ワン&オンリーなものに変換させる「アップサイクル」という考え方が注目されていますが、ものごとや考え方を大きく変えるために「手」が出来ることはまだまだありそうです。あまり難しく考えなくても、少し何かをしたら「不思議と愛着がわいた」経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。

シティボーイ(都市生活者たち)のライフスタイルを特集する雑誌『POPEYE』は、誌面にもたびたび登場いただく金子裕亮さん、ゲルチョップ、本間良二さんの3組のクリエイターの活動をとおして、手を動かすことの面白さをもう一度感じてほしいと考えました。頭に浮かんだアイデアやユーモアを実際にやってみる。何より手をいろいろ動かしていると、暮らしも何だか楽しいよ。決まった価値観をシフトさせる方法はまだまだあるし、「手が出来ること」には、そのヒントがたくさん詰まっている気がするんです。

POPEYE 編集部

「Handcrafted Life 手を動かそうよ」展 チラシ(PDF:1.3MB)

 

時間:
10:00 – 21:00
開催場所:
無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI
入場無料

 

主催:無印良品/企画・運営:無印良品 有楽町 ATELIER MUJI/企画協力:POPEYE/出展作家:サインペインター:金子裕亮(DAMKY signs)、造形グループ:GELCHOP(モリカワ リョウタ、オザワ テツヤ、タカハシ リョウヘイ)、スタイリスト:本間良二/グラフィックデザイン:新村則人