イベント情報

開催終了オープニングイベント・ギャラリートーク「考える。益子の新しい伝統に向けて」

「考える。益子の新しい伝統に向けて」展オープニングを記念し、益子町の濱田窯 代表 濱田友緒氏、清窯 代表 大塚一弘氏、道祖土(さやど)和田窯 代表 塚本倫行氏をお招きし、「益子焼」の定義とは何か? また本ワークショップについて、MASHIKO Productの未来のビジョンについて語っていただきます。本ワークショップに参加した作陶家、デザイナーの皆さんとの懇親会もございます。ふるってご参加ください。
開催日時:
2019年11月29日(金)19:00ー20:30
会場:
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Lounge
定員:
50名(要事前予約)
参加費:
無料
講師:
MASHIKO Product/濱田友緒(濱田窯 代表)/大塚一弘(清窯 代表)/塚本倫行(道祖土和田窯)

MASHIKO Product

2018年に発足した益子町と益子町の民間の作り手が共同でデザイン企画開発を行う制作グループ。益子焼をはじめ町に根付いた様々な手仕事を、デザインの視点から解釈しなおして新たな益子ブランドとして創出していく試みを行っている。また、2019年には益子焼の新ブランドBOTE&SUTTOを深澤直人氏のデザインディレクションで開発。

濱田友緒(濱田窯 代表)

1930年濱田庄司が益子町道祖土に開窯し、1978年に庄司没後は次男の晋作が二代目として引き継ぎ、現在は三代目の友緒に至る。庄司が唱えた「健やかな美」を元に、庄司、晋作、友緒がそれぞれデザインを重ね工房の職人が制作する窯ものを、益子の伝統の蹴りロクロ、釉薬、登り窯にて手作りで焼いている。

大塚一弘(清窯 代表)

1969年父である故大塚清章が生まれ育った益子町道祖土に窯を築く。1989年に「清窯」二代目として、一弘が清章の跡を継ぎ現在に至る。伝統を受け継ぐ益子焼を制作しながら、益子焼の可能性を広げる新しい表現に挑み続けている。

塚本倫行(道祖土和田窯)

益子町益子にある和田窯は、1981年に合田好道・和田安雄と益子の有志数人により、指導所として使われていた建物を移築してあった現在地に「合田陶器研究所」として創立された。 2000年、合田好道が他界し、合田の一番の理解者である和田安雄の下「道祖土和田窯」として新たなスタートをきった。