イベント情報

開催終了和漢植物と暮らし トーク「大麦とウイスキー」

自分らしく感じ良い暮らしをデザインするために役立つ和漢植物の知恵を学ぶシリーズ。
かつて、スコットランドの修道院で薬酒として製造されていたスコッチ・ウイスキー。自然の恵みを時間をかけて熟成させることで、様々な風合いに仕上る風味が、現代では世界中の愛好家に楽しまれています。
今回のトークでは、昔ながらの手仕事でスコッチ・ウイスキーを作るウルフバーン蒸留所の最高責任者アンドリュー・トンプソン氏をゲストに迎え、その原料となる「大麦(麦芽)」を切り口に、杉本薬局の杉本格朗さんが、次世代に残していくべき植物の知恵や伝統、その現代的な挑戦について語ります。
終了後、Salonにてウルフバーン のウイスキーを使った薬草酒もご用意しています(ワンドリンクフリー)。ゆっくりとウイスキーを味わいながら、その歴史や文化に想いを馳せてみませんか?
開催日時:
2019年12月3日(火)19:00ー20:30
会場:
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Lounge
定員:
50名(要事前予約)
参加費:
1000円
講師:
杉本 格朗(杉本薬局)/アンドリュー・トンプソン

杉本 格朗(杉本薬局)

1982 年生まれ。1950 年創業の杉本薬局(鎌倉市大船)の3代目。
大学ではテキスタイルデザインや現代アートを学び、2008年に実家の薬局に入る。古典的なイメージの漢方をもっと身近に感じてもらおうと、坂本龍一氏主宰のイベント「健康音楽」や「湘南蔦屋書店」、「逗子海岸映画祭」などで和漢植物を使ったオリジナルのお茶や薬膳酒のワークショップやイベントを展開。海外にも日本の漢方を広めるべく、JAPAN HOUSEやThe Japan Foundationなど、イギリス、フランス、イタリアでもワークショップや講演を開催している。また、「かまくら晴々堂」や「EN TEA」、「eatrip」との商品開発にも携わる。アーティストとコラボして、生薬を生かした染物や書などを制作するなど、幅広く活動している。そのほか、製薬会社の商品開発にも携わっている。
著書「鎌倉・大船の老舗薬局が教えるこころ漢方」

アンドリュー・トンプソン

ウルフバーン蒸留所の最高責任者。
スコットランドの最北端ウィックの町で育ち、大学卒業後に英海軍に入る。その後、南アフリカでの企業を経て、2012年に故郷であるケイスネス州に150年前に存在していたウルフバーン蒸溜所を再建する。故郷の風景を見ながら「この土地で事業を始めることで雇用を生み、地域の活性化に役立ちたい」と現在に至る。