イベント情報
開催終了素材の源流を辿る「渡し舟 - からむしの営み」展 関連企画
トークイベント “素材の源流とものづくりのこれから”
ATELIER MUJI GINZAで開催中の素材の源流を辿る「渡し舟 – からむしの営み」展の会期がいよいよ1月28日(日)迄となりました。
1月27日(土)に本展覧会のクロージングイベントを開催します。テキスタイルデザイナー須藤玲子さん、渡し舟(渡辺悦子さん・舟木由貴子さん)、そして哲学者の鞍田崇さんをお呼びし、「素材の源流」と「ものづくりのこれから」をテーマにお話いただきます
開催日時:
1月27日(土) 19:00―20:30(18:30受付)
会場:
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA
定員:
40名(事前予約制)
話し手:
須藤玲子(テキスタイルデザイナー)、渡し舟(渡辺悦子・舟木由貴子)、大島忠智(株式会社良品計画)
聞き手:
鞍田崇(哲学者)
参加費:
2,000円(税込) *ワンドリンク付き
申込先:
外部チケットサイトPeatixにて予約受付中。こちらのサイトよりお申し込みください。
≪注意事項≫
・イベントの様子をスタッフが撮影します。ご了承ください。
・主催者の都合により、中止または内容が大きく変更になる場合に限りご連絡します。
・イベント準備のため当日17:00より一部の展示品は覧いただけません。
須藤玲子
テキスタイルデザイナー。1953年、茨城県石岡市生まれ。東京都在住。1984年、テキスタイルメーカー株式会社「布」の設立に加わり、新たな技術を駆使した布づくりを行う。2005年に英国UCA芸術大学から名誉修士号を授与。2006年にマンダリンオリエンタル東京のテキスタイルデザインを手がけ、毎日デザイン賞を受賞。2008年より株式会社 良品計画のファブリック企画開発に携わり、2016年より同アドバイザリーボードメンバー。ニューヨーク近代美術館など作品所蔵多数。東京造形大学名誉教授、セントラル・セント・マーチンズ客員教授、株式会社「布」取締役。
Photo by Kosuke Tamura
渡し舟-わたしふね-
渡辺悦子、舟木由貴子の二人による、福島県大沼郡昭和村にて、植物繊維 “からむし”の可能性を探る活動。渡辺は2001年、舟木は2003年に、からむし織体験生として昭和村へ移住。ふたりでの活動を探りつつ、それぞれに結婚・子育てを経て、2015年予約制ショップ「渡し舟」開設。一年をかけて村の女性たちが地機で織り上げたからむしの布。その布が持つ魅力を伝える商品づくりやワークショップを行う。2021年春に『からむしを績む』を刊行し、からむしを広める活動を続けている。一方、からむし栽培、糸づくり、機織りの技術継承も大切に日々研鑽し実践している。
Instagram|@watashifune
鞍田崇
哲学者。1970年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。現在、明治大学理工学部准教授。近年は、ローカルスタンダードとインティマシーという視点から、現代社会の思想状況を問う。著作に『民藝のインティマシー 「いとおしさ」をデザインする』(明治大学出版会 2015)、『からむしを績む』(共著 渡し舟 2021)など。民藝「案内人」としてNHK-Eテレ「趣味どきっ!私の好きな民藝」に出演(2018年放送)。
Photo by Yuka Jonishi
大島忠智(株式会社 良品計画)
1998年イデー入社。カフェマネージャー、広報担当を経て、2011年よりバイヤーとして国内外で家具や雑貨の買い付けを行う。ウェブマガジン「LIFECYCLING interview&photo」の企画運営、音楽レーベル「IDÉE Records」を主宰。現在はイデーのディレクターとして、イデーのブランドディレクションも手がけている。