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開催終了野生の手仕事と知恵 展 オープニングトーク

野生の手仕事と知恵 展オープニングトーク

本展にご協力いただいている山口吉彦さんに、南米 アマゾン川流域に行こうと思ったきっかけや、先住民族との交流についてお話を伺いました。

公開日時:
2021年9月17日(金)20:30 ー 21:30

登壇者:
山口吉彦(文化人類学研究者)、山口考彦(一般社団法人 アマゾン資料館 代表理事)

モデレーター:
成瀬正憲(山伏、日知舎)

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山口吉彦(文化人類学研究者)


1942年山形県鶴岡市生まれ。1967年頃からフィールドワークを始め、アジアやアフリカなど85ヵ国をまわる。1971年からアマゾン流域の調査を開始。帰国後、地元鶴岡市で国際理解と交流促進に尽力し、アマゾン民族館の館長を務めた。2005年には鶴岡市市政功労者表彰を受ける。一般社団法人アマゾン資料館顧問。昆虫好きの少年が最初に憧れたのは、アマゾンの森の巨大なカブトムシや輝く青いモルフォ蝶のいる”昆虫王国”でした。その後、フランス留学中にレヴィ・ストロースのフィールドワークに魅了された氏は、アマゾンに住む先住民の生活や文化にも深い興味を持ち、夢をさらに膨らませ、40年以上にわたり、アマゾンの自然と文化、その調和に関する調査・研究・資料収集を行っています。

山口考彦(一般社団法人 アマゾン資料館 代表理事)


アマゾン文化人類学研究家の山口吉彦の長男。ブラジル・ベレン市生まれ。コロラド大学・文化人類学科、政策研究大学院大学・開発経済修士課程修了。青年海外協力隊、UNESCO、国際協力機構で国際開発事業に従事した。母の遺志を継ぎ、2018年に鶴岡市に帰省。一般社団法人アマゾン資料館を設立。代表として運営し、父・吉彦の収集した自然・文化資料の整理、保護、および展示やインターネットを通じた情報発信などを行なっている。
アマゾン資料館 公式WEBサイト:https://amazon-resources.org/wp01/

成瀨正憲(山伏、日知舎)


岐阜県出身、山形県在住。中央大学大学院総合政策研究科修士課程修了。(有)PTP、山形県鶴岡市羽黒町観光協会勤務を経て独立。山伏の修行を重ねながら、大学で人類学の教鞭をとり、日知舎として多様な経済活動を行っている。山々に育まれた食や手仕事の素材を自ら採集し、必要に応じて再構成を施して制作し、流通させることで、自然に関する象徴性と具体性とその取扱いの体系を再生産し、別様に展開するしくみをつくっている。
日知舎 公式WEBサイト: