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トーク
『GINZA TOKYO 1964』から見る日常の希望

トーク『GINZA TOKYO 1964』から見る日常の希望

コロナ禍に見舞われた2020年、東京オリンピックに湧く1964年の銀座を映しとった伊藤昊の写真集『GINZA TOKYO 1964』が森岡書店より刊行されました。
本来であれば2020年は、1964年以来二度目の東京オリンピックとなるはずでした。
幻の写真家伊藤昊は、戦後復興から経済成長期に移行していた日本、銀座の眼前に広がる「日常の希望」を映していたといいます。
コロナ禍が起こる前と後で、本書の刊行意味合いや見え方も大きく変わることとなりましたが、当時、伊藤昊が見つめていた「日常の希望」の意味について、本書を企画刊行した森岡書店の森岡督行さんと吉田知哉さんをお招きして、MUJIBOOKS担当の清水洋平がお話を伺います。
おふたりならではの制作秘話なども合わせてお話頂く予定です。

開催日時:
2021年1月20日(水)18:00-19:00

会場:
ATELIER MUJI GINZA Online(オンライン配信)

定員:
なし(事前予約の必要はございません)

参加費:
無料

登壇者:
森岡督行(森岡書店 店主)、吉田知哉 (編集者、クリエイティブディレクター)

聞き手:
清水洋平(良品計画MUJIBOOKS担当)

参加方法:
開催日時になりましたら下記動画視聴URLよりご覧ください。

動画視聴URL:
https://youtu.be/Cy6ahiPmmcA
*ATELIER MUJI GINZA公式 Youtubeページに移動します。

『GINZA TOKYO 1964』
発売日:2020年5月11日 / 著:伊藤昊 / 企画・編集・解説:森岡督行 / 編集・デザインディレクション:吉田知哉 / 発行・販売:森岡書店 / 印刷・製本:株式会社山田写真製版所

幻の写真家、伊藤昊がおさめた1964年の銀座とそこを闊歩する人々の写真集。
1964年は、経済白書が「もはや戦後ではない」と宣言してから8年。
写真の向こうの銀座には、戦後の苦難を乗り越えた人々の喜びと、街の繁栄が映し出されていました。
一方、同時代には、社会の矛盾や敗戦の記憶を写した写真家たちがいました。
伊藤昊の場合も、あえて写真の中にゴミ箱やたばこの吸い殻などを取り込むことにより、繁栄の裏側を暗示していたように思います。
また、銀座の街で働く市井の人を見つめ、繁栄を支える人々の存在を忘れませんでした。
歴史が作った社会の矛盾を感じながらも、街や人々の明るさの方に目を向け、少年のような希望を持って世の中を見ようとする意識が感じられます。

登壇者|森岡督行 (森岡書店 店主)

森岡書店代表。出展、企画協力した展覧会に『雑貨展』(21_21 DESIGN SIGHT)、『そばにいる工芸』(資生堂ギャラリー)、山形ビエンナーレ「畏敬と工芸」などがある。主な著者『荒野の古本屋』(小学館文庫)、『BOOKS ON JAPAN 1931‒1972 日本の対外宣伝グラフ誌』(ビー・エヌ・エヌ新社)などがある。新潮社『工芸⻘花』のサイトにて、「森岡書店日記」を、資生堂『花椿』のサイトにて「現代銀座考」を連載中。
WEB|森岡書店 総合研究所
Instagram|@moriokashoten

登壇者|吉田知哉 (編集者、クリエイティブディレクター)

編集者、クリエイティブディレクター。株式会社コンセント Design Leadership部門所属。編集の主な仕事として『ブルーノ・ムナーリの本たち』(東京ADC賞受賞)、森岡督行『BOOKS ON JAPAN 1931‒1972 日本の対外宣伝グラフ誌』、岡秀行編著『包:日本の伝統パッケージ、その原点とデザイン』など。プロジェクトの入賞歴としては、米・ニューヨークTDC、独・iF デザインアワード、英・D&AD 、日・グッドデザイン賞などがある。株式会社ビー・エヌ・エヌ新社(現ビー・エヌ・エヌ)前編集長。株式会社森岡書店の共同経営者でもある。

聞き手|清水洋平 (良品計画MUJIBOOKS担当)

MUJIBOOKS担当。2000年、株式会社良品計画入社。店長を経て、2015年MUJIキャナルシティ博多の立上げよりMUJIBOOKSの企画・選書・運営を行っている。