イベント情報

開催終了「白 の中の白」展 関連デザイントーク
「教科書にのらない前衛詩人、北園克衛を知っていますか?」

ATELIER MUJI GINZA Online
新型コロナウイルスの影響で活動が制限される中、文化活動におけるコミュニケーションは大きな岐路に立たされています。
私たちATELIER MUJIでは展覧会、イベントを通じてデザイン文化の発信を続けながら、テキストや映像、オンライン等の情報発信を併用し、ここが暮らしや社会の原点を思考する交差点として根付くよう新しい取り組みを継続的に行ってまいります。

デザイントーク「教科書にのらない前衛詩人、北園克衛を知っていますか?」
ATELIER MUJI GINZA Gallery1では、『白 の中の白 展 ―白磁と詞(ことば) という実験。』を開催中です。
ずらり並ぶ白い器たちと共に展示される10冊の本。
なかで、ひときわ目を惹くのが北園克衛の2冊の古書です。
読んでも意味不明、ページごとに繰り広げられる文字と記号の奇妙な配列・・・こんな詩が20世紀早々に書(描)かれていたとは!
今回、ゲストにお越しいただくのは、十代の頃から北園の魅力に取り憑かれたという、折形デザイン研究所の山口信博さんです。
北園好きが高じて活版印刷機を入手し、北園の詩の組版まで試みたという山口さんの視点から、その魅力、そこから広がったモダニズムのネットワークについて語っていただきます。
「ぜったい教科書にのらない詩人」が現代に問いかけるものとは?

北園克衛 きたぞの かつえ(1902ー1978年)
三重県生まれ。日本のモダニズム詩、前衛詩の先駆けとして活躍。1920年代から詩作を始め、ことばの意味から離れた抽象性、文字の並びや形状に独自の視覚的表現を追求した詩作が国際的に高く評価される。詩にとどまらず、イラスト、グラフィックデザイン、写真などのメディアも使ったマルチな才能と独創性に現在も再評価が続いている。主宰として発行した同人誌『VOU』(1935年創刊)は、北園ファンのカルトな古書となっている。ATELIER MUJI Gallery1では、詩集『白のアルバム』(1929)『煙の直線』(1959)を展示中。

開催日時:
2020年8月26日(水)19:00-20:00

会場:
ATELIER MUJI GINZA Online(オンライン配信)

定員:
なし(事前予約の必要はございません)

参加費:
無料

ゲストスピーカー:
山口信博(折形デザイン研究所)

モデレーター:
田代かおる(デザインジャーナリスト、「白の中の白」展 担当キュレーター)

参加方法:
開催日時になりましたら下記動画視聴URLよりご覧ください。

動画視聴URL:
本イベントは終了しました。
*動画視聴サイトYouTube Liveのページに移動します。
*本イベントはライブ配信のみとなっております。後日の録画配信予定はございません。予めご了承ください。

ゲストスピーカー

山口信博 (折形デザイン研究所)


1948年千葉県生まれ。桑沢デザイン研究所中退。コスモ・ピーアール等を経て、1979年に独立。2001年有限会社山口デザイン事務所設立。同時に折形デザイン研究所設立。現在に至る。受賞歴に2011年「桑沢デザイン・オブ・ザ・イヤー賞」、2018年「2018 毎日デザイン賞」、2019年「造本装幀コンクール 日本書籍出版協会理事長賞」など。著書に『白の消息』(2006年)ラトルズ刊、『つつみのことわり』(2013年)私家版、句集『かなかなの七七四十九日かな』(2018年)私家版など。

モデレーター

田代かおる (デザインジャーナリスト、キュレーター)


イタリアと日本を拠点にデザイン・建築の取材執筆、展覧会キュレーションを行う。共著に『建築の皮膚と体温』(LIXIL出版)、『ヨーロッパのエネルギー自立地域』(学芸出版)、翻訳書に、エンツォ・マーリ著『プロジェクトとパッション』(みすず書房)など。 現在、ATELIER MUJI GINZA Gallery1で、永井敬二コレクションによる展示と記録に取り組む。